MCMI‑III(PSI)プロファイル結果の解釈方法
MCMI‑III(Millon Clinical Multiaxial Inventory 第3版)は、Psychometric Software, Inc.(PSI)が提供する心理検査です。主に精神病院などに入院中の成人を対象とし、8年生相当の読解力が必要です。人格障害や臨床症候群の有無に加えて、回答様式(ランダム回答や過度・不足の情報開示)も評価します。
結果解釈の手順
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有効性スコアの確認
有効性スコアが 0 または 1 であることを確認します。スコアが 2 または 3 の場合は、被験者がランダムに回答したとみなされ、検査は無効となります。たとえば「昨年、いくつかの雑誌の表紙に掲載された」など、真実である可能性が極めて低い項目に「真」と答える回数が多いとスコアが上がります。
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開示尺度のチェック
開示尺度のスコアが 34 未満または 178 超の場合、検査は無効です。これは被験者が情報を過度に開示しすぎるか、逆に極端に隠す傾向があることを示します。
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欲求尺度と自己卑下尺度の比較
両尺度の中央値は 60 です。欲求尺度が高いと、被験者は自分を好意的に見せようとしています。一方、自己卑下尺度が高いと、否定的に自己評価していることを示します。
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人格尺度・臨床症候群尺度の評価
各尺度の中央値も 60 です。スコアが 75〜84 の範囲にある場合は、その特性が存在するとみなされ、85 以上の場合は持続的に顕在化していると判断します。
