誰かを精神科病棟に入院させる方法

精神科への入院には「任意入院」と「強制入院」の2種類があります。任意入院は患者本人が自ら精神的な問題を認め、診察を受けることに同意した場合です。一方、多くの患者は自分の病気に気付いていないことがあり、本人の意思に反して入院させる必要があります。州によって異なりますが、ほとんどの地域では医師を含む3名以上の精神保健専門家が、患者が自分や他者に危害を加える恐れがあると判断したときに初めて強制入院が認められます。

手順

  1. 患者に医師の診察を受けるよう説得します。外来でも可能ですが、深夜の場合は救急部で受診させることが一般的です。

    説得が難しい場合は、患者の最も制限の少ない行動をとらせる方法を選びます。例えば、宇宙人が地球に侵入していると信じている場合は、当局に情報を提供したいかどうか尋ね、医師の診察に連れて行くと伝えます。

    身体的に強制することはできません。患者が自分や他人を傷つける恐れがある場合は警察に連絡し、救急病院へ搬送してもらいます。

  2. 診察を行う医師に、患者が他者に対して具体的な脅迫を行ったことを伝えます。

    強制入院の基準を満たすには、脅迫が「誰に」対して「どのような意図」であるかが具体的である必要があります。

    • 「誰かを殺したい」だけでは、対象者も意図も特定できません。
    • 「上司を殺したい」は対象者は特定されていますが、実行意図が不明確です。
    • 「上司を刺す」は対象者と実行意図の両方が具体的で、基準を満たします。
  3. 患者が自分自身に危害を加える意向を示した発言を記録します。こちらも意図が具体的であることが必要です。

    • 「自分を爆破したい」は、実際に爆弾を持っていない限り、意図が具体的とは言えません。
    • 「自分を切りつける」は、実行可能性が高く、具体的な脅威として認められます。
  4. 過去に生命を脅かす行動歴があるかを医師に伝えます。金銭をすべて使い果たす、妄想がある、過度の飲酒などは必ずしも危険行為とはみなされませんが、放火や高層ビルからの飛び降りなどは明確に危険行為として評価されます。

メンタルヘルス(一般) - 関連記事