C-PTSD(複合性PTSD)の主な症状
複合性外傷後ストレス障害(C-PTSD)は、長期にわたる繰り返しのトラウマ体験が原因で発症する精神疾患です。単一の出来事で起こるPTSDとは異なり、持続的なストレスへの反応として不安障害の側面を持ちます。
回避(Avoidance)
C-PTSDの患者は、さらなるトラウマを避けるために他者との距離を置く傾向があります。関係から退き、冷たく無関心な態度を取ることで、将来的な危険を回避しようとしますが、結果的に孤独感や不幸感が増幅し、症状が悪化します。
抑うつ(Depression)
トラウマの影響でエネルギーが枯渇し、何事にもやる気が起きなくなることがあります。希望の喪失、睡眠障害、自己嫌悪といったうつ症状は、C-PTSDの典型的な表れです。
怒り(Anger)
怒りの表出方法は二極化しやすく、些細なことに対して激しく爆発するケースと、逆に怒りを抑えて内に溜め込むケースがあります。これはトラウマが感情調整機能に与える影響によります。
加害者への執着(Perpetrator Preoccupation)
C-PTSDはしばしば加害者との関係から生じます。そのため、加害者への復讐心、理想化、あるいは「特別な関係」があるかのような執着が見られることがあります。
