オペラント条件付けの主な形式は何ですか?
インストゥルメンタルコンディショニング(オペラント条件付け)は、B.F.スキナーが詳述した行動修正の手法です。古典的条件付けが刺激と反射的反応の結びつきを扱うのに対し、オペラント条件付けは報酬や罰によって自発的な行動を強化・抑制します。実生活のさまざまな場面で用いられますが、基本的には次の4つのパターンに分類できます。
正の強化(Positive Reinforcement)
望ましい行動が行われたときに、肯定的な報酬(例:おやつ、称賛)を与えることで、その行動が強化されます。報酬が継続的に与えられなくても、学習された行動は維持されることがあります。
負の強化(Negative Reinforcement)
望ましい行動によって不快な刺激が取り除かれる場合です。たとえば、赤ちゃんの泣き声という不快刺激を、抱っこすることで止めることが負の強化に当たります。逆に、泣くことで抱っこという肯定的な結果が得られることもあります。
罰(Punishment)
望ましくない行動に対して否定的な結果(例:叱責、罰則)を与えることで、その行動の頻度を低下させます。効果的な罰は即時かつ一貫して適用される必要があります。罰が習慣化すれば、最終的には罰なしでも行動が抑制されます。
消失(Extinction)
正・負の強化が全く与えられなくなると、行動は徐々に減少し最終的に消失します。自発的な行動はコスト(努力)を伴うため、報酬が得られない限り続ける動機が失われます。
