体内のドーパミンはどんな働きをするのか?
ドーパミンは神経伝達物質で、脳内の神経細胞間で信号をやり取りします。ドーパミンを生成するニューロンはごく一部で、これらが活性化されるとドーパミンが放出されます。
腹側被蓋野(VTA)にあるドーパミンニューロン
- VTAに存在するドーパミンニューロンは報酬系に関与し、予期せぬ良い出来事が起きたときに活性化します。
黒質(Substantia Nigra)
- 黒質は中脳の一部で、ここにもドーパミンニューロンが多数存在します。パーキンソン病では黒質のドーパミンニューロンが死滅し、体内のドーパミン濃度が極端に低下します。
ドーパミンとアドレナリンの関係
- ドーパミンはアドレナリンに似た働きを持ち、運動制御、情動反応、快感や痛みの経験に関与します。
ドーパミンと依存症
- 一部の薬物は「ドーパミン作動薬」と呼ばれ、ドーパミン受容体に結合してドーパミンと同様の刺激を与え、依存を引き起こすことがあります。
ドーパミンと人格特性
- 1996年の研究では、ドーパミンが幸福感や短期記憶、インセンティブへの反応性に影響を与えることが示されました。ドーパミン濃度が高いほど報酬に敏感になる傾向があります。
