20世紀のメンタルヘルス治療の変遷

初期の治療法

1900年代初頭のメンタルヘルス治療は、入院隔離、精神分析療法、マラリア熱療法、インスリン昏睡療法、ロボトミー、そして原始的な電気ショック療法など、多岐にわたっていましたが、慢性疾患の予防には十分ではありませんでした。

改革の動き

人道的な治療への要求は19世紀にさかのぼりますが、20世紀に入ってもその声は高まり、米国精神保健協会(National Mental Health Association)や全米精神疾患連盟(National Alliance on Mental Illness)などの組織が設立されました。

画期的な発見

1949年、ジョン・ケイド博士が双極性障害(旧称:躁うつ病)に有効なリチウムを発見しました。さらに、抗うつ薬、ベンゾジアゼピン系薬、抗精神病薬などが次々に開発され、さまざまな精神疾患の治療が可能になりました。

研究の進展

同年設立された米国国立精神衛生研究所(National Institute of Mental Health)は、精神疾患の原因と治療法の研究を継続しています。また、1989年に設立された国立ヒトゲノム研究所(National Human Genome Research Institute)はヒトゲノムのマッピングに貢献し、将来的な診断・治療・予防に大きな影響を与えると期待されています。

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