気分の揺れの症状
気分の揺れは誰にでも起こり得る自然な現象です。人間関係の問題や日常のストレスなど、さまざまな要因で気分が変わります。しかし、状況に関係なく激しい気分の揺れが続く人もいます。こうした場合、学校や職場、対人関係に支障をきたすことがあります。専門家は以下のような症状を基に診断します。
抑うつ的な気分の揺れ
悲しみや涙、イライラ、不安や心配感が続くと抑うつエピソードとみなされます。食欲減退、エネルギー低下、睡眠パターンの変化、死への思考などが2週間以上続く場合、うつ病の診断が検討されます。
躁的な気分の揺れ
高揚感や幸福感が強く、自己評価が過大になる、エネルギーが増大し睡眠がほとんど必要なくなる、会話が増えリスクの高い行動を取るなどが見られる場合、躁エピソードと診断されます。
混合型の気分の揺れ
抑うつと躁の症状が同時に、または交互に現れ、1週間以上続き日常生活に影響を与える場合、混合エピソードと診断されます。
評価
学校や仕事、対人関係で支障が出ている場合は、精神保健の専門家による評価が有益です。重度の気分の揺れがある人は、適切な診断と治療方針の提案を受けられます。
治療
診断基準を満たす気分障害の場合、カウンセリング、薬物療法、必要に応じて入院治療などが選択肢となります。
