大人のためのADDチェックリスト
注意欠陥障害(ADD)は子どもだけでなく大人にも影響します。大人のADDは多動性、注意力の低下、集中力の欠如といった症状が特徴です。このチェックリストは診断ツールではありませんが、あなたがADDの特徴をどれだけ持っているかを自己評価し、医師の診断を受けるべきかの判断材料になります。
評価方法
フロリダ大学が提供するADD症状チェックリストは、78項目の文を読み、あなたの生活にどれだけ当てはまるかを0〜4の5段階で評価します。0は全く当てはまらない、1は稀に、2は時々、3は頻繁に、4は非常に頻繁に当てはまることを意味します。全項目の合計点と、3以上の評価をした項目数を算出し、21項目以上が3以上であれば、ADDの傾向が強いと考えられます。
過去の履歴
最初のセクションでは、子どもの頃の注意散漫、学業成績の低下、行動問題、家族にADD・学習障害・薬物依存の歴があるかなど、過去の経験に関する質問が出されます。
集中力
注意力が散漫になることがADDの主要症状です。「細部に注意が向かない」「聞き取りが苦手」などの項目や、「考えるときは常に体を動かさないといけない」などの落ち着きのなさに関する項目を評価します。
仕事・プロジェクト
日常のタスク管理や金銭管理の困難、遅刻や整理整頓の問題、仕事や家庭でのプロジェクトの開始・完了のしやすさについて評価します。
感情と対人関係
気分の変動、否定的な思考、自己評価の低さ、目標未達成感などの感情面と、友人関係の維持、過度な性的関心、未熟な趣味、言葉の暴力、衝動的な行動、権威への反抗、怒りのコントロールに関する項目が含まれます。
欲求と考え方
刺激を求める行動(バンジージャンプやギャンブルなど)や、過度な心配、依存傾向に関する項目を評価します。
学習
数字や文字、単語の入れ替え、筆記や協調運動の問題、試験中のプレッシャーへの対処など、学習や認知機能に関する項目があります。
身体的側面
睡眠の質や起床のしやすさ、日中のエネルギーレベル、触覚・音・光への感受性など、身体的なサインも評価対象です。
