なぜ声が聞こえるのか?

声が聞こえることは統合失調症と結びつけられがちですが、実はさまざまな要因で起こります。声の出所や内容、出現頻度を総合的に判断することが重要です。

統合失調症

統合失調症の患者は、名前を呼ばれたり、価値がないと罵倒されたり、他者が陰謀を企てているといった声を聞くことがあります。また、テレビやラジオの音声が自分に向けられたメッセージだと誤認することもあります。

アルツハイマー病や社会的孤立

うつやアルツハイマー病を抱える人も幻聴を経験します。社会的に孤立し、他者との交流が減ると、内的な思考が外部の声として認識されやすくなります。アルツハイマー患者の躁状態は、統合失調症に似た幻聴を伴うことがあります。

薬物使用

一部の処方薬や覚醒剤、アルコールなどの嗜好品は、一時的に幻聴を引き起こすことがあります。精神症状が出やすい体質の人は、これらの物質摂取後に声が聞こえることがあります。

その他の原因

低血糖、睡眠不足、高熱などの身体的状態や、故障した補聴器が誤作動して声が聞こえると錯覚させることもあります。

留意点

稀に起こる幻聴は通常問題ありませんが、頻繁に聞こえる、脅迫的・危険な指示が含まれる場合は、速やかに医師や精神保健専門家に相談してください。

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