エフェクサー中止時の離脱症状と対策
エフェクサーXR(ベンラファキシン)は、不安やうつ症状の緩和に用いられる抗うつ薬です。しかし、医師の指導なしに急に服用を中止すると、さまざまな離脱症状が現れることがあります。以下では、主な症状とその対策について解説します。
離脱症状
- 製薬会社Wyethによれば、エフェクサーは依存性のある薬剤ではないため、従来の禁断症状は起きませんが、服用を中止した際に「離脱症状」と呼ばれる症状が出ることがあります。数回の服用漏れでも起こり得ます。
発生率
- 米国家族医師会の調査によると、エフェクサーXRを6か月以上服用した後に急に中止した場合、約20%の患者が離脱症状を経験します。症状は通常軽度で、2週間以内に改善することが多いです。
インフルエンザ様症状
- マヨクリニックが報告するところによれば、インフルエンザに似た症状がよく見られます。具体的には、筋力低下、倦怠感、下痢や胃部不快感などの消化器症状が挙げられます。
感覚異常
- エフェクサーを急に止めると、脳内で電気ショックのような感覚や、視覚障害、めまい(回転感)といった感覚異常が現れることがあります。
行動変化
- 攻撃性、興奮、イライラ、または不安感の増大が報告されています。薬を中止すると、元々薬で抑えていた不安や抑うつの症状が再燃し、軽躁状態(ハイポマニア)になることもあります。
減薬の方法(テーパリング)
- 医師と相談しながら徐々に用量を減らす「テーパリング」を行うことで、離脱症状のリスクを大幅に低減できます。減薬期間は個人差がありますが、数週間から数か月にわたることがあります。
エフェクサーの服用をやめる際は、必ず専門医と相談し、計画的に減薬することが安全です。
