子どもの対抗性障害(ODD)とは
症状
ODDの子どもは、以下のうち少なくとも4つの症状が6か月以上続き、日常生活に支障をきたします。
- 頻繁なかんしゃくや激しい感情的爆発
- 過度の口論や議論を好む
- 規則や指示に対して積極的に反抗する
- 他人をわざとイライラさせようとする行動
- 自分のミスを他人のせいにする
- すぐにイライラしやすい
- 怒りや恨み、復讐心を頻繁に抱く
有病率
18歳未満の子ども全体の約2%〜16%がODDと診断されます。
診断
診断は包括的な評価に基づき行われ、ADHD、情動障害、学習障害などの併存症の有無も確認します。
診断年齢
ODDは主に小児期に顕在化し、8歳頃に診断されることが多いです。年齢とともに症状が悪化し、成人期には反社会的行動障害(Conduct Disorder)へ移行するケースがあります。
治療
主な治療は認知行動療法や家族療法で、怒りのコントロール、コミュニケーション、問題解決、社会的スキルの向上を図ります。必要に応じて、併存症に対する薬物療法が併用されます。
親の対処法
ODDの子どもを持つ親は、肯定的な養育法を実践し、ルール違反に対して一貫した結果を設定し、協力的な行動を積極的に強化することが重要です。
