ギャンブル依存症の主な症状
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ギャンブル研究プログラムによると、約200万人が病的ギャンブラーで、米国人口の約3%がギャンブル問題の兆候を示しています。ギャンブル依存は人間関係や財政面など、生活のあらゆる側面に深刻な影響を与えます。
逃避(エスケープ)
ギャンブル依存者は日常のストレスや不安から逃れる手段としてギャンブルに没頭します。勝つことで得られる興奮や自尊心が唯一の救いと感じ、将来の夢の実現を妄想し続けます。
不正直・隠蔽
依存症の人はギャンブルの頻度や損失額を嘘で隠し、資金の出所も偽ります。借金や窃盗に走ることもあり、「大勝ちすれば全て埋め合わせできる」と自己正当化します。
取り戻し(チェイス)
負けが続いても「次は勝てる」と思い込み、損失を取り戻そうとギャンブルを止められません。敗北を認めず、損失分を取り戻すまで賭け続ける傾向があります。
金銭面の問題
請求書の支払い遅延、借金、品物の売却や質入れ、仕事の欠勤や失業など、金銭状態の急変が顕著に現れます。ギャンブルに没頭するために職場を欠席し、最終的に解雇されるケースもあります。
人間関係の悪化
借金相手である家族や友人との関係が悪化し、問題を隠すために交流を避けるようになります。夫婦間では金銭問題が争いの原因となり、指摘されると防御的・攻撃的になることが多いです。
罪悪感と抑うつ
依存症者は罪悪感や抑うつ感に苛まれます。抑うつはギャンブル前からあることもあり、ギャンブルはその対処手段となります。謝罪しても止められず、自己嫌悪が深まります。
止められない
やめようと試みても欲求を抑えられず、止められないことが典型的な症状です。外部からの支援や介入がなければ、回復は困難です。
