雷雨時の安全な避難場所

ことわざに「雷が鳴るところに稲妻が走る」というものがあります。米国では毎年75〜100人が雷に直接打たれて死亡し、さらに多くの人が生存しても長期的な健康障害を抱えています。雷雨が近づいたら、適切な対策を取ることで怪我や死亡のリスクを減らすことができます。

屋内での安全な避難場所

  • 雷雨が接近したら、まず屋内の安全な場所へ避難しましょう。最適なのは、壁・床・天井で完全に囲まれた住宅やオフィス、学校、ホテルなどの建物です。開口部が多いガレージやピクニックシェルター、テント、簡易小屋は避けてください。配管や電気配線が敷設されている建物は、雷保護装置がある場合特に安全です。雷が建物に直撃した場合でも、装置が電流を安全に地面へ導きます。

陸上での屋外時の対策

  • 建物がない場合は、金属製の屋根がある自動車が次に安全です。コンバーチブルやゴルフカートは避け、窓はすべて閉めましょう。公園やキャンプ場でトイレなどの小さな建物があればそこに避難します。安全な場所がないときは、山や高台を避けて低い場所へ移動し、できるだけ低い木が密集したエリアの下に身を潜めます。足はつま先立ちにし、膝を曲げて頭を抱えるようにして体を小さくします。土壌は電流を伝えやすいので、足の裏だけで接地し、全身で地面に触れないようにしましょう。

水上での対策

  • 船に乗っていて陸にたどり着けない場合は、密閉されたキャビンがある船か、雷保護装置が装備された船が安全です。嵐が過ぎるまでキャビン内に留まります。オープンボートで潜水ダイバーの場合は、できるだけ深く潜って雷から離れることが推奨されています。

避難場所内での注意点

  • 屋内・車内・船舶のいずれでも、金属製や電気機器(ラジオ、オーブン、テレビ、パソコンなど)に触れないようにし、コード付き電話の使用や水場(浴槽、シンク、シャワー)での作業は避けます。電化製品は事前にコンセントから抜いておきましょう。雷は外部の電線や配管を通じて建物内に侵入し、接続された機器に危険な電流を流すことがあります。窓やドアは閉め、隙間からの侵入を防ぎます。雷が止んだ後は、最低でも30分は屋外に出ないようにしてください。

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