一般的な緊急時の手順

緊急事態とは、生命や財産が脅かされる状況であり、警察や消防、救急隊などの即時対応が必要です。健康・安全手順で予防できるものもありますが、自然災害のように避けられない事象もあります。火災や自然災害の際、適切な知識や訓練がなければ深刻な被害を受けやすく、負傷時には応急処置や不審郵便の対応など、専門的な訓練が求められます。

火災時の手順

  • 企業・官公庁・学校などは、火災が発生した場合の具体的な手順を策定し、年に一度は避難訓練を実施すべきです。従業員は標準的な避難手順と建物内の非常口位置を熟知しておく必要があります。管理者は緊急時の計画と避難図を用意します。火災警報が鳴ったら、エレベーターは使用せず、最寄りの非常口から秩序正しく外へ出て、事前に指定された安全な集合場所へ向かいます。監督者は人数確認を行い、全員が無事であることを確認した上で消防署へ連絡します。

自然災害時の対策

  • 天候や災害の種類に応じた緊急手順が必要です。悪天候時はまず自治体へ連絡します。地震が起きたら、階段やエレベーターを使用せず、倒れやすい物から離れた場所で、頑丈な家具の下や近くに身を寄せて身を守ります。洪水時はガス機器の元栓を閉め、電線に近づかないようにします。竜巻などの激しい天候では、地下室や建物内部の窓のない部屋に避難し、外部のドアや窓から離れます。

医療緊急時の対応

  • 各施設は、少なくとも1名の応急処置・CPR(心肺蘇生)訓練を受けたスタッフを配置し、救急箱を備えておくべきです。倒れた人がいたら、首輪・ネクタイ・ベルトなどの締め付けを緩めますが、無理に動かさないように注意します。鼻血が出た場合は、座って口から呼吸し、鼻を約5分間つまみ、濡れたタオルで圧迫して止血します。周囲の人は速やかに119に電話し、状況を説明したうえで救急車が到着するまで本人の側に留まります。

不審メールへの対処

  • 差出人不明や誤字脱字が多いメール、形状が不自然に大きい・硬い荷物などは、従業員に注意喚起し、疑わしいものは慎重に扱います。疑わしい郵便物は分離し、触れたままの状態で保管し、上司が直ちに警察へ連絡し、指示に従って開封または建物の避難を行います。

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