竜巻から身を守るための安全対策と行動指針

竜巻は高速で回転する破壊的な風の円錐です。米国国立豪雨研究所によると、年間約80人が竜巻で命を落とし、さらに多くの人が負傷しています。竜巻の被害は甚大ですが、適切な対策を取ることで生存率を高めることが可能です。以下では、竜巻警報が発令された際の具体的な行動と、緊急時に備えておくべきポイントをまとめました。

竜巻警報が出たら

米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、竜巻を追いかけようとしないことを推奨しています。警報が出た、または竜巻の兆候(暗く緑がかった空、雲から地面へ伸びる円錐形の渦)が見られたら、すぐに安全な避難場所へ移動してください。

避難場所の選び方

  • 地下室や地下室付きの部屋が最も安全です。竜巻は強固な建物でも破壊することがあります。
  • 地下室がない場合は、建物の最下層(1階)へ移動し、窓からは離れましょう。窓は破裂し、割れたガラスが致命的な投射物になることがあります。
  • テーブルの下に隠れる場合は、うつ伏せになり、腕で頭と首の後ろを保護してください。テーブルは飛来物からある程度の防御を提供します。

屋外にいる場合の対処法

避難場所に辿り着く時間がない場合は、できるだけ低い場所へ身を潜めます。たとえば、溝や小川の土手などが有効です。体はできるだけ地面に近い姿勢で横になり、頭と首を手で覆い、竜巻が完全に通過し、空中に残った破片がなくなるまで動かないようにしましょう。これは最終手段であり、可能な限り建物内に避難することが望ましいです。

車の扱い

FEMAは、竜巻の最中に車に留まることは危険と警告しています。強風で車は空中に投げ上げられ、飛来物となる恐れがあります。竜巻から逃れようとして車で走り去ろうとせず、すぐに車を降り、最寄りの安全な建物へ避難してください。開けた場所にいる場合は、車から離れた位置に身を置き、車自体が破片になるのを防ぎましょう。

非常持ち出し袋の準備

  • 最低でも3日分の保存食と飲料水を備蓄。
  • 救急キット、常備薬、マスクなどを含めた医療用品。
  • 電池式ラジオまたは手巻き式ラジオを用意し、天気や災害情報を随時確認できるようにする。
  • 予備の電池や充電器も忘れずに。

これらの備えがあれば、竜巻が発生した際に迅速に行動し、被害を最小限に抑えることが可能です。

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