学校の火災避難計画
事前計画
学校の管理者からPTAまで、関係者全員が同じ認識で火災避難計画を策定する必要があります。太平洋コミュニティ開発コンサルタントは、関係者全員が参加する会議を開き、懸念や質問を事前に洗い出すことを推奨しています。
火災からの脱出
まず、策定した計画を全教職員に周知徹底します。消防訓練で実際に練習し、各教室の教師が自教室の安全な退避を担います。主な避難経路と予備経路(火災で遮断された場合)を明確にし、経路が示された校舎図を用意します。時間がある場合は、ドアや窓を閉めて外部からの酸素供給を防ぎます(オクラホマ州立大学の提案)。
事務職員(秘書または校長など)を指名し、火災発生時に緊急通報を行わせます。多くの学校では火災警報が鳴ると警察や消防に自動で通報されます。
さらに、清掃員や事務補助者を数名配置し、トイレや物置、子どもが隠れやすい場所を確認させます。身体・精神に障害のある生徒や職員には、事前に付き添い担当者を決めておきます。
退避後の対応
全教職員が集合場所を把握していることが重要です。集合場所は校庭や駐車場が一般的です。
出席簿と保護者連絡先を持参し、全員が安全に退避したことを確認したら、出席確認と保護者への連絡を行います。
消防・警察が到着していない場合で、負傷者がいるときは、火災災害キットを使って応急処置を行います。
火災災害キット
災害キットは安全な退避と負傷者の救助に欠かせません。懐中電灯、消火器(小型)、無線機、消防毛布、基本的な医療用品を備えます。ただし、重量が増えると退避が遅れるため、必要最低限に留めましょう(Preparedness.com)。
