救急医療サービス(EMS)ユニットの仕様
救急医療サービス(EMS)とは、救急救命士や救急医療技術者(EMT)が地域住民に対して提供する医療・治療のことです。EMS 提供者は、患者の搬送と治療を行う場所として救急車を使用します。米国運輸省(DOT)は、救急車が道路上で使用許可を受ける前に合格しなければならない検査基準を定めており、各州も独自の追加要件を設けることがあります。救急車本体、装備、ナビゲーション用品などが EMS ユニットの主な仕様項目となります。
救急車の仕様
緊急灯とサイレン
DOT または州の規定により、救急車には前部・側面・後部に複数の緊急灯を取り付ける必要があります。灯光はストロボ方式で、赤と白の色で視認性を高め、他のドライバーの注意を引きます。サイレンは建物や車両に反射しやすい多様な音色を持ち、音が遠くまで届くよう設計されています。エアホーンを併用すれば、車両の存在をさらに強調できます。
装備の仕様
DOT は救急車に常時備えるべき装備を規定しています。除細動器、消火器、各種医薬品や医療用品は必ず搭載しなければなりません。装備の保管方法も基準に含まれ、例として鎮痛剤などの麻薬系薬剤は施錠された安全な場所に保管し、薬剤の保管温度も規定値を守る必要があります。
ナビゲーション用品
救急車にはナビゲーション用品を常備し、現場への最短ルートを把握できるようにします。これにより、目的地での治療遅延を防げます。具体的には、応答エリアの地図、GPS、または道路案内ブックが挙げられます。道路案内ブックは、救急車会社が作成した各医療機関へのルートを記載した冊子です。ナビゲーション用品は救急車の前部に配置し、必要時にすぐ取り出せるようにします。
