カリフォルニアの毛虫の分布と移動

モナークの幼虫

モナークは州内でも大型の蝶で、オレンジ色に黒い縁取りが特徴です。翅の黒い縁の中に白い斑点があり、湿度の高い地域を好みます。カナダからメキシコへ渡る長距離渡りでも知られています。モナークの幼虫はミルクウィードを食べ、南カリフォルニアに豊富に分布しています。ミルクウィードが多い場所ではモナークも多く見られ、ペイントレディーなどの近縁種も同様の環境を好みます。

認識しやすい幼虫(スワローテイル)

スワローテイルは大型の蝶で、何十年も前からカリフォルニアで記録されています。南部カリフォルニアで見られる種は、アリゾナ産のphilenorや北部カリフォルニア産のhirsuteと考えられています。翅は主に黒で、オレンジの斑点と青い虹色の模様があります。カリフォルニアの個体は他州と外観が異なります。幼虫の食草は装飾用のつる植物「パイプバイン(Aristolochia californica)」で、ランチョ・サンタアナ植物園に多く自生しています。

農業系幼虫(オレンジスルファー)

農作物が豊富なカリフォルニアでは、農業系の蝶が多く見られます。オレンジスルファーはアルファルファ畑が広がるため頻繁に見られ、オスは翅の縁が濃く、メスはやや淡い色です。幼虫は「アルファルファ幼虫」と呼ばれ、州の低地や谷間のアルファルファ農場で見られます。アルファルファ生産が減少すると個体数も減ります。主にアルファルファを食べますが、他のマメ科やディアウィード、ロータス・クラッシフォリウス(Lotus crassifolius)も食べます。

高地の幼虫(ガブズ・チェッカースポット)

山岳地帯では、標高の高い場所に食草があるガブズ・チェッカースポットの幼虫が見られます。オレンジと黄色の翅に白い格子模様が特徴です。サンタアナ山脈ではコレトロギネ・フィラギニフォリア(Corethrogyne filaginifolia)を食べ、標高5,687フィート(約1,734m)のサンティアゴ峰でも確認されています。その他、ハプロパプス・スクァロスス(Haplopappus squarrosus)やヘテロテカ・グランディフラ(Heterotheca grandiflora)も食べ、ラグナスやサンホアキン丘陵でも見られます。

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