埋立地における発泡スチロール問題
埋立地における容積
発泡スチロールは重量はほとんどありませんが、体積は大きく占めます。全埋立地の約25〜30%は発泡スチロールやプラスチックが占めており、埋立地の閉鎖と新設のスピードを加速させています。
耐久性と分解しない廃棄物
発泡スチロールは非常に耐久性が高く、自然分解しません。米国だけで年間250億個のカップが埋立に流れ込み、数百年にわたり形状を保ち続けます。他の素材が時間と共に減容するのに対し、発泡スチロールの占有体積は変わりません。
埋立地外への影響
発泡スチロールの製造過程では人体に有害な大気・水・固体汚染物質が排出されます。加熱した飲食物が容器から有害化学物質を溶出させ、健康リスクを高めます。発泡スチロールは95〜98%が空気で構成されるため軽く、風で容易に散乱し、陸上や水域で細かく砕け、鳥類や動物が誤飲すると致命的です。
発泡スチロールのリサイクル
一部のリサイクルプログラムは発泡スチロールを埋立から除くことを目指しています。回収した発泡スチロールは鉢植えや額縁などに再利用され、リサイクルブリケットは体積を95%削減し、燃料や新たなプラスチック製品の原料として活用できます。2006年には発泡スチロールを環境に優しいプラスチックへ変換できる微生物が発見され、技術開発が進んでいます。
