電磁波(EMF)の危険性とは?
電磁界(EMF)の発生源
電圧や電流が流れるすべての電子機器や電力供給源は、電磁界(EMF)を発生させます。地球自体が磁場を持ち、大気中にも電場が存在します。最も強い電磁界は送電線や変電所から、家庭内では配線や家電、携帯電話、コンピュータ、テレビなどが発生させます。
既知の影響
人間に対して確実に確認されているEMFの影響は、体内に誘導電流が流れることと、心臓ペースメーカーなどの医療機器が干渉を受ける可能性があることです。50Hz以上の周波数のEMFがあると、体は微小な電流を帯びますが、通常は健康に害を及ぼしません。ペースメーカー利用者は高電圧の送電線などから距離を置くことが推奨されます。
考えられる危険性
高血圧、がん、白血病、アルツハイマー病、神経・心臓疾患、先天性異常などがEMF曝露と関連付けられることがあります。WHOや米国国立環境保健科学研究所などが多数の研究を行いましたが、決定的な因果関係は確認されていません。ただし、米国環境保護庁(EPA)やWHOは、極めて低い確率で健康リスクがある可能性は否定できないとしています。
予防策
電磁界を完全に回避することは現代生活ではほぼ不可能です。リスクが明確に示されていないものの、EPAは「賢明な回避」を推奨しています。具体的には、パソコンやスマートフォンの使用時間を減らす、テレビ視聴を控える、電気毛布の使用を避ける、寝室ではデジタル時計や携帯電話を6フィート(約2メートル)以上離す、といった対策が挙げられます。
