長期間生存できる細菌

細菌は他の生物を餌にしたり、感染症を介して拡散したりしながら長期間生き残ることができます。空気中や食物、土壌、水中でも増殖し、放射線の高線量にも耐える種があります。長く生存できる細菌を知っておくことは、自己防衛に役立ちます。

リステリア (Listeria)

  • テキサス農業延長サービスの報告(Al B. Wagner Jr. 著)によると、リステリアは不利な環境でも長期間生存できます。冷蔵温度でも増殖し、食中毒の原因菌です。人への致死率は低いものの、pH 5.0〜9.5 の範囲で増殖し、塩分耐性も高く、30.5% の塩濃度でも 100 日間生存可能です(39.2°F)。しかし、体温 98.6°F で保存すると 5 日で死滅します。

エンドスポア (Endospore)

  • Firmicutes門の細菌はエンドスポアと呼ばれる休眠形態を形成します。エンドスポアは紫外線、乾燥、高温、極低温、化学消毒剤に対して極めて耐性があり、栄養がなくても生存できます。そのため、土壌や水中で長期間残存し、一般的な抗菌剤では除去しにくい特徴があります。

デイノコッカス・ラジオデュランス (Deinococcus radiodurans)

  • Microbe World の記事『Types of Microbes: Bacteria』によれば、デイノコッカス・ラジオデュランスは人が致死的な放射線量の 1,000 倍に耐えることができます。極限環境好適菌(extremophile)として、低温、脱水、酸性、真空などさまざまな過酷条件に耐える多重耐性菌です。

結核菌 (Mycobacterium tuberculosis)

  • 結核菌は結核(TB)の原因菌で、感染者の咳やくしゃみで空気中に拡散します。肺を通じて体内に侵入し、肺だけでなく全身に影響を及ぼすことがあります。活動性結核と潜伏性結核の二形態があり、増殖は遅く、症状が長期間にわたって現れます(ロードアイランド州保健局)。

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