熱中症のサインと予防法

体温上昇

体温が上がることは熱中症の最も一般的な兆候です。最初は軽く上昇し、約101°F(約38.3°C)程度です。熱環境に長時間いると体温調節機能が失われ、106°F(約41.1°C)以上に急上昇することがあります。体温が上がると、混乱、錯乱、痙攣、最悪の場合は昏睡といった神経症状が現れます。

皮膚の変化

過度の発汗は最初に見られる皮膚の変化です。体は蒸発による冷却を試みますが、汗が出なくなると皮膚は湿り気を帯びて蒼白になります。さらに進行すると皮膚は乾燥し、赤く熱くなります。これらの段階は熱中症の重症度を示し、軽度は熱疲労、重度は熱射病へと移行します。

神経症状

体温上昇に伴い脳機能が障害されると、めまい、頭痛、筋協調障害、軽い不安感や興奮といった初期症状が出ます。症状が進行すると、混乱や異常行動が増し、最終段階では痙攣や昏睡に至ります。

その他の症状

吐き気は熱疲労の早期サインの一つで、嘔吐が続くと脱水が悪化します。中等度の熱中症では心拍数が120〜200回/分と速く、細い脈が感じられます。重篤な多臓器不全に陥ると、黄疸や尿閉が見られることがあります。

予防策

水分補給は最も手軽で効果的な予防法です。汗で失った水分と電解質を補うため、スポーツドリンクなどの電解質入り飲料が理想的です。淡い色のゆったりした服装は体熱の放散を助けます。高温・高湿度の日は、定期的に日陰で休憩を取り、特に激しい身体活動を行う場合は注意が必要です。

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