地球温暖化の問題点
極地の温度上昇
氷でできた極冠は安定した気温に依存しています。ここで地球温暖化の影響が最も顕著に現れ、他の地域よりも高い温度上昇が観測されています。National Geographicによると、極冠とグリーンランドの氷が融解すると海面は約18〜58センチメートル上昇すると予測されています。この変化により、極地域に生息する動植物は移動もしくは適応を余儀なくされます。
熱帯地域の温度上昇
赤道付近は地球上で最も高温の地域ですが、ここでも気温上昇が確認されています。極地と同様に、多くの植物や動物は涼しい場所へ移動しなければ生き残れません。季節変化が少ないため、移動に適応できない種も多く、Science Magazineは一部種の絶滅が進んでいると報告しています。特に熱帯雨林は生物多様性が高く、温度上昇に対して非常に敏感であり、脆弱な種が危機に瀕しています。
全体的な気候変動
地球全体としては温暖化が進んでいますが、地域によっては逆に寒冷化が起きています。例えばヨーロッパは2010年12月に過去1世紀で最も低い気温と大量の降雪を記録しました。一部の科学者はヨーロッパが次の氷期に向かう可能性や、干ばつと洪水が交互に起こるリスクを指摘しています。また、温度上昇は激しい嵐や異常気象と結びつく可能性が指摘されていますが、因果関係はまだ完全に解明されていません。さらに、気温上昇は花と昆虫など相互依存関係にある種の生活サイクルを乱し、早すぎる開花が受粉者不足につながる恐れがあります。
