道路塩がもたらす環境問題

水への影響

ニューヨーク州だけでも年間 37〜298 トンの道路塩が使用され、その一部が地下水や河川に流入します。特に地下水汚染は深刻で、飲料水中のナトリウム濃度がほぼ倍増しています。代替として、カルシウム塩、砂糖、商業用添加剤「Magic Ice」などがあり、同等の除雪効果を保ちつつ水質への負荷を低減できます。


土壌への影響

道路塩が土壌に蓄積すると侵食が進み、塩分と土が混ざった水が表面水に流れ込み、光を遮って水中植物や動物を死滅させます。また、土壌の酸性化が進むことで水分や養分の供給能力が低下し、作物の成長が阻害されます。


野生動物への影響

塩味に引き寄せられた動物が道路上の塩や走行車の排水を飲むことで、交通事故のリスクが高まります。食料や植生が減少するため生息地を離れざるを得なくなる種もいます。さらに、塩分過剰摂取によるナトリウム中毒が起こり、鳥類はたった2粒の塩で死亡することもあります。

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