プロピレングリコールの機能とは?

プロピレングリコールは合成の液体アルコールで、食品、医薬品、化粧品、工業製品など幅広い分野で使用されています。その無臭・無味・無色という特性により、さまざまな機能を発揮します。

水分吸収

米国有害物質・疾病登録局(ATSDR)によると、プロピレングリコールは水分を吸収する性質があり、様々な工業・機械プロセスで活用されています。自動車・航空機・船舶の不凍液や除氷剤に広く使用され、食品、医薬品、化粧品でも保湿性を高め、保存性や鮮度の維持に貢献します。

溶剤(ソルベント)

塗料やプラスチック産業では、プロピレングリコールは優れた溶剤として機能します。ニコラス・P・チェレミシノフの『Industrial Solvents Handbook』によれば、プロピレングリコールエーテルは両親媒性を持ち、表面コーティングの除去や結合剤として働きます。また、食品添加物としては着色料や香料の溶解を助け、色味や風味の調整に利用されています。

抗菌作用

化粧品やハンド・ボディローション、制汗剤に配合されることが多く、プロピレングリコールは大腸菌やカンジダ菌などに対する抗菌・抗真菌効果があります。高濃度では、色素性乾皮症や脂漏性皮膚炎の改善にも寄与します。また、毛穴を詰まらせない(ノンコメドジェニック)性質のため、にきびなどの肌トラブルを防ぐ点でも評価されています。

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