アスファルト屋根材のリサイクルと活用
アスファルト屋根材
米国住宅の約3分の2の屋根はアスファルトシングルで覆われているとNERCが報告しています。アスファルトは繊維ガラス、セルロース、セラミック被覆天然岩、石灰石、ドロマイト、シリカなどと混合され、道路舗装と同様の材料が使用されます。使用済みシングルはリサイクルされ、さまざまなアスファルト製品に再生されます。
アスファルト屋根シングルのリサイクル
アスファルトは石油から精製され、再利用が容易です。1960〜70年代に添加剤として使用されたアスベストを含むシングルは米国内ではリサイクルできません。リサイクル工程では、屋根釘などの非シングル部材を除去し、シングルを粉砕して溶解・再利用します。
廃棄物中のアスファルト屋根シングル
NERCによると、米国では毎年約1,000万トンのアスファルト廃材が建設撤去作業から、さらに100万トンが製造工場から発生しています。屋根シングルは全建築廃棄物の約8%、建設・解体廃棄物全体の1〜10%を占めています。
リサイクルアスファルト屋根シングルの利用法
ShingleRecycling.orgの調査によれば、リサイクルシングルは以下の用途に活用されています。
- 熱混合アスファルト(道路舗装)やコールドパッチ(道路補修)への混合材料
- 道路基盤骨材、仮設道路、駐車場、農道の粉塵抑制
シングルからシングルへ
プラスチックなどと違い、アスファルトシングルは同じ製品に再生しやすい特徴があります。リサイクル過程で品質が大きく劣化しないため、新しいシングルの原料として最大20%まで再生シングルを使用できます。
