地上貯蔵タンク(AST)の規制と要件

AST(地上貯蔵タンク)の概要

地上貯蔵タンク(AST)は、水や燃料などを保管するために使用されるタンクです。地下貯蔵タンク(UST)に比べ規制は緩やかですが、州や連邦の環境保護機関が管理・監督しています。非営利目的で利用する政府機関向けの規定は、連邦施設環境管理・コンプライアンス支援センター(FFESCAC)が定めています。

設置前に必要な手続き

連邦・州・地方自治体の法令に基づき、ASTを設置する前に以下の調査・報告が必須です。

  • フェーズ1サイト評価:周辺環境の潜在的リスクを確認。
  • 地質調査:土壌・地下水の特性を把握。
  • 排水状況に関する報告書。
  • 許可取得に関するコンプライアンス概要。

設計要件

ASTは漏洩検知や緊急停止機能など、各種規制に対応した設計が求められます。FedCenter.gov の基準では、次の装置を必ず備えることが義務付けられています。

  • 高液位警報。
  • 高液位時のポンプ自動停止装置。
  • 液位を迅速に測定できるシステム。

法的定義

FFESCAC の定義では、地上に設置されたすべてのタンク(石油製品、危険廃棄物、その他有害物質を含む)を指します。EPA の定義はさらに広く、地上、部分埋設、バンカー、地下金庫などの容器を含み、オフショアプラットフォームや商船の浮体式燃料システムも対象となります。

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