MCRT(平均滞留時間)の計算手順

MCRT(Mean Cell Residence Time、平均細胞滞留時間)は、汚水処理における活性汚泥プロセスで、固形物や細菌が滞留する平均日数を示す指標です。MCRTを求めるには、各変数の値を算出し、以下の式に代入します。

必要なもの

  • 計算機

計算手順

  1. まず、MCRTの基本式を書き出します。
    MCRT = (Manox + Maer) / (Mw + Me)

  2. Manox(嫌気ゾーンの固形物質量)を求めます。
    Manox = Vanox × 8.34 × MLSSanox(単位:ポンド)
    ※Vanoxは嫌気ゾーンの体積、MLSSanoxは嫌気ゾーンの混合液懸濁固形物濃度です。

  3. Maer(好気ゾーンの固形物質量)を求めます。
    Maer = Vaer × 8.34 × MLSSaer(単位:ポンド)
    ※Vaerは好気ゾーンの体積、MLSSaerは好気ゾーンの混合液懸濁固形物濃度です。

  4. Mw(廃スラッジで除去される固形物質量)を求めます。
    Mw = Qw × 8.34 × TSSw(単位:ポンド/日)
    ※Qwはスラッジ廃棄流量、TSSwは廃スラッジの総懸濁固形物濃度です。

  5. Me(処理水の排水で除去される固形物質量)を求めます。
    Me = Qe × 8.34 × TSSe(単位:ポンド/日)
    ※Qeは沈降槽排水流量、TSSeは排水の総懸濁固形物濃度です。

  6. 上記で求めたManox、Maer、Mw、Meの値を式に代入し、MCRTを計算します。結果は「日」で表されます。

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