井戸水の大腸菌汚染対策と処理方法
民間の掘削井戸は汚染しやすく、腸内細菌(大腸菌群)が混入することがあります。動物の糞尿や未処理の表流水、土壌、腐敗植物などに大腸菌は常在しており、井戸に流入すると飲料水として安全でなくなります。大腸菌が検出された水は必ず処理が必要です。
必要なもの
- 家庭用塩素系漂白剤(無臭のもの)
- 保護用ゴーグル
- ゴム手袋
手順
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井戸水の大腸菌有無を検査します。自治体や大学の拡張センター、民間業者が提供する検査キットでサンプルを採取し、結果が陽性なら次の工程へ進みます。
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井戸の水量を把握します。掘削業者や自治体の記録から井戸の深さと地下水位を確認し、井戸内の水深(例:200 ft の井戸で地下水位が50 ft なら、約150 ft が水)を算出します。
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給水ラインに取り付けられた炭素フィルターを全て取り外します。炭素は塩素の消毒作用を阻害します。また、蛇口やホースの近くにあるプラスチック製品は漂白剤で変色する恐れがあるため、事前に取り除いておきます。
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必要な漂白剤の量を計算します。水深(ft)÷66=必要なクォート数です。たとえば水深150 ft なら、約2.3 クォート(約2 リットル)の漂白剤が必要です。
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計算した漂白剤を井戸のシャフトに直接注ぎ、パイプの内壁に沿って流れるようにします。そのまま30分間放置し、使用中は水を出さないようにします。
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全ての蛇口とホースの水栓を開放し、塩素の匂いが全ての出口から感じられるまで流します。その後、全ての水栓を閉め、最低12時間は水を使用しません。これにより塩素が井戸全体と配管に浸透します。
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2日以内に再度水質検査を行い、大腸菌が除去されたか確認します。再陽性の場合は、汚染源を特定します。井戸口周辺の土が凹んで水がたまりやすい、近隣の浄化槽や家畜舎からの流入などが考えられます。土を盛り上げて排水を確保する、または専門業者にシステム全体の見直しを依頼してください。
