家庭でよく見られるカビの種類と特徴
カビは酸素と湿気がある場所ならほぼどこにでも生息する真菌です。屋外では有機物の分解を通じて生態系の循環に貢献しますが、室内に繁殖すると放出する微細な胞子が喘息やアレルギーなどの健康問題を引き起こすことがあります。数十万種以上のカビが存在しますが、家庭内で特に問題になるのは限られた数種です。
アスペルギルス (Aspergillus)
家庭のほこりや堆肥の中に見られ、温かく極度に湿った環境でよく成長します。
ペニシリウム (Penicillium)
配管の断熱材やカーペット、壁紙、浸水した布製品など、湿気の多い場所に繁殖しやすいります。
クラドスポリウム (Cladosporium)
屋内外の両方に生息し、木材や布などの多孔質で湿った場所を好みます。開口部や空調システムを通じて室内に侵入します。
アルタナリア (Alternaria)
シャワーや窓枠、カーペットなど、定期的に湿気がたまる場所でよく見られます。
スティーヒボトリス (Stachybotrys)
黒く粘り気のあるカビで、毒素を産生することがあります。壁のゆっくりした漏水やエアコンの結露など、過度の湿気が続く場所で繁殖します。
