ギター演奏に伴う姿勢リスクと対策

ギターを愛する人は、楽器で音を奏でる楽しさから長時間練習することが多く、体のさまざまな部位に負担がかかります。適切なエルゴノミクスを取り入れ、定期的に休憩を取ることで、職業上のケガを防げます。

手根管症候群

ギターのストロークで手首を頻繁に使うため、手根管症候群になるリスクがあります。手首の正中神経が圧迫・刺激され、指のしびれやチクチク感が現れます。軽度なら手を休めるだけで改善しますが、重症の場合は手術が必要になることもあります。

腰痛

ギター演奏時の姿勢や座り方が原因で腰に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。猫背でギターを抱えると背中に鋭い痛みが走り、柔軟性が低下します。十分な休息、正しい姿勢、必要に応じた鎮痛剤や理学療法で対処しましょう。

首の痛み

ギターを首や肩に掛けて演奏することで、首の筋肉に緊張がたまり、痛みが出やすくなります。長時間演奏した後は休憩を取り、痛みが続く場合は鎮痛剤やマッサージで緩和できます。

指・親指の障害(トリガーフィンガー)

指や親指を繰り返し使うことで腱が炎症を起こし、トリガーフィンガーになることがあります。腫れやしこり、痛み、関節のカチッとした音が特徴です。抗炎症薬やステロイド注射、指の休息で改善しますが、重症の場合は手術が必要です。

以上のリスクを予防するためには、演奏前後のストレッチ、適切な楽器の持ち方、そして1時間につき5〜10分程度の休憩を心がけましょう。

人間工学(エルゴノミクス) - 関連記事