人間工学に基づく椅子のメリット
エルゴノミクスチェアは、使用者に最大の快適さを提供するよう設計されています。目的は「作業環境を作業者に合わせる」ことであり、作業者が環境に合わせるのではありません(Ergonomic Chairs 公式サイト)。長時間座ることは、上半身の重さが臀部や太ももに集中し、体に大きな負担をかけます。また、椎間板への圧力も増加します。エルゴノミクスという言葉は、ギリシャ語の「ergos」(仕事)と「nomos」(自然法則)に由来します。
背中と首
エルゴノミクスチェアの主な利点は、正しい座位姿勢をサポートできる点です。背もたれは腰部(ランバー)を支え、椎間板への過度な圧力を軽減します。多くのモデルではランバーサポートが調整可能で、背中のくびれに合わせて小さくカーブさせ、骨盤や肋骨の後ろ側を圧迫しません。また、リクライン(傾斜)機能により、座面の角度を変えて上半身の重量を背もたれに分散させ、正しい脊椎アラインメントを保ちます(労働安全衛生局)。
手首と肘
デスクトップやノートパソコンを長時間使用すると、手首や肘に負担がかかり痛みを生じやすくなります。エルゴノミクスチェアのアームレストは高さと幅が調整でき、2インチ以上(約5cm)のソフトパッドが施されているものが多く、個々の体格に合わせたサポートが可能です。
太もも
太ももへの圧迫を減らすために、傾斜調整機能付きのチェアは前傾姿勢を取れるようにします。これにより、膝の裏側とチェアの前縁との間に十分な隙間が生まれ、太ももの裏側への圧力が軽減されます。
その他のメリット
エルゴノミクスチェアは、従来の固定的な椅子に比べて、一日中姿勢を変えることができる点が大きな特徴です。固定姿勢は背中、手首、肘、太ももにストレスを与えますが、エルゴノミクスチェアに切り替えることでこれらの問題が解消され、疲労感やケガのリスクが低減します。また、血流が促進され、生産性の向上にもつながります。
