かかとの靭帯

北海フットケアによると、靭帯は骨と骨を結びつけ、骨格の動きと構造を支えるコラーゲン繊維の束です。靭帯は腱と異なり、腱は骨と筋肉をつなぎます。人間の足と足首には主に7本の靭帯があり、そのうち4本はかかとに関わります。具体的には、内側側副靭帯(デルトイド靭帯)、腓骨下靭帯(カルカネオフィブラル靭帯)、後側距腓靭帯(後方距腓靭帯)、前側距腓靭帯(前方距腓靭帯)です。

デルトイド靭帯(内側側副靭帯)

デルトイド靭帯はかかとの骨と足首の骨を結び、足首関節の内側を安定させます。これにより足首は前後に曲げ伸ばしでき、かかとの上で回旋する動作が可能になります。損傷の有無は、痛みを伴う回旋テストや痛み回避テストで確認できます。

カルカネオフィブラル靭帯(腓骨下靭帯)

この靭帯は腓骨長筋・短筋の腱に覆われながら、踵骨(かかと)と腓骨を結びます。足首・踵・足全体を一体化させ、立位を支える重要な役割を果たします。靭帯が損傷すると、患部に体重をかけられなくなることが多く、明らかな痛みと不安定感が現れます。

後方距腓靭帯(Posterior talofibular ligament)

スポーツ障害で頻繁に見られるのがこの靭帯の損傷です。足が前方に屈曲した状態で足首が内反すると、靭帯が過度に伸びやすくなります。腓骨の後方から始まり、踵を回りながら足底部に付着します。

前方距腓靭帯(Anterior talofibular ligament)

後方距腓靭帯と同様に、足が前方に屈曲した際に損傷しやすい靭帯です。脛骨と踵、足底の下部を結び、足首の前方安定性を保ちます。損傷すると、圧痛、激しい痛み、体重をかけられない状態が生じます。

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