腕用スリングの種類と使い方

アームスリングは、負傷した関節を支えるための包帯です。関節が損傷、脱臼、手術後の痛みなどの場合に使用され、腕や肩を固定して筋肉・骨・腱が回復する時間を確保します。主に以下の3種類が用いられます。

スリングについて

最も一般的なスリングは、三角形の綿バンドで作られます。救急箱に常備されており、緊急時にはベルトや衣類でも代用できます。怪我の程度が不明な場合でも、腕を一時的に固定し、悪化を防ぎ、痛みを軽減します。装着時は血行が確保できているか、手首の脈拍や爪の色変化で確認しましょう。

標準アームスリング

前腕の骨折や捻挫に用いる標準スリングは、前腕を地面とほぼ平行に保ち、手首を肘より高くします。負傷していない側の肩に掛け、結んで固定します。

エレベート・ショルダースリング

肩の負傷時に使用するスリングも三角形の布で作ります。肘を三角形の頂点に合わせ、手首を他の二点の間に置き、首の後ろで結びます。固定度合いは様々ですが、いずれも肩の動きを制限し、治癒を促します。

カラー&カフスリング

上腕部や鎖骨脱臼が疑われる場合、または標準バンドがないときに使用します。肘は体側に自然に垂れ、手は反対側の肩に伸ばします。手首に布やベルトを巻き、両端を首に回して結びます。腕はやや自由に動かせますが、必要に応じて胸部や上腕に包帯で追加固定できます。

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