野外での応急処置トレーニング

課題

自然環境下で応急処置を行う際は、支援が届くまで時間がかかる、または被災者を遠くまで搬送しなければならないといった特有の困難があります。
『スカウティング』誌によれば、これらの課題に対応するため、特に体温維持に注力するなど、通常の手順とは異なる対策が求められます。

基準・認定

米国赤十字社は、アウトドア向けの応急処置トレーニングコースを策定しています。このコースはボーイスカウト協会のカリキュラムを基礎とし、米国キャンプ協会など多数の野外活動団体のレビューや支援を受けています。

コース内容

野外応急処置コースは、山岳や森林で頻発する以下の緊急事態に焦点を当てています。

  • 骨折(特に腕の骨折)や低体温症
  • 頭部・頸部・脊椎の外傷
  • 熱中症・低体温症などの温度関連緊急事態
  • やけど、創傷、アレルギー反応
  • 高山病などの高度関連疾患

受講者は、これらのシナリオに対して適切な評価・処置・搬送計画を実践的に学び、遠隔地でも安全に救命できるスキルを身につけます。

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