MCP関節の過伸展はなぜ起こるのか?
指の付け根にあたる指節指関節(MCP関節)は、細かい指の動きを調整し、編み物やタイピング、楽器演奏などに不可欠です。
過伸展とは
関節が通常の可動範囲を超えて反対方向に曲がることを過伸展と言います。屈曲が関節を曲げる動きに対し、過伸展はその逆です。例えば、手のひら側に指を向けると屈曲、背側に向けると過伸展になります。
指節指関節は約30度までの軽度な過伸展は安全ですが、それ以上になると脱臼の危険があります。
スポーツ中の過伸展
スポーツはMCP関節の過伸展が最も多く起こるシーンです。ボールが高速で飛んできたときに指を準備せずに受け取ると、指が過伸展します。また、スキーで手を伸ばしたまま木に衝突すると同様です。
日常生活での過伸展
日常でも過伸展は起こり得ます。転倒時に手で衝撃を受け止める、ドアに指が挟まれるなどが典型です。多くの場合、時間経過やテーピングで自然に回復します。
