無意識の乳児が窒息した場合の救急処置方法
無意識の乳児が窒息した場合の救急処置
窒息した乳児は呼吸ができず、脳に酸素が届かなくなります。以下の手順は、無意識状態の乳児に対して行う救急処置です。
1. 初期評価
乳児が意識を失った、または頭部を再度傾けても人工呼吸ができない場合は、無意識の窒息として処置を開始します。
2. 乳児の体勢を整える
乳児の胸側を前腕に沿わせ、指で顔を支えて安定させます。
3. 体勢の確保
膝を曲げ、太ももを床と垂直に保ち、下腿と上腿が約45度になるようにします。
4. 前腕を太ももに当てる
乳児を抱えている前腕を、先ほどの上腿に当てます。
5. 背部叩打(5回)
もう一方の手のかかとで、乳児の肩甲骨の間を軽く強く叩きます。
6. 体勢を変える
乳児を反対側の前腕に移し、背中をその前腕に付けます。
7. 再び前腕を太ももに当てる
同じ体勢で前腕を上腿に当てます。
8. 胸部圧迫(5回)
中指と人差し指を合わせ、乳児の胸骨の中心に優しく素早く圧迫します。
9. 口腔内の除去
異物が目に見える場合は、気道確保の手技で口腔内を掃除します。
10. 頭部傾斜と人工呼吸(2回)
頭部を傾けてゆっくりと2回呼吸させます。入らない場合は再度頭部を傾け、再度2回行います。
11. 繰り返し
背部叩打、胸部圧迫、口腔除去、頭部傾斜・人工呼吸のサイクルを、呼吸が入るか自発呼吸が始まるまで繰り返します。
12. 脈拍と呼吸の確認
呼吸が入ったら、脈拍と呼吸を確認します。
13. 必要に応じたCPRまたは人工呼吸
必要に応じて心肺蘇生(CPR)や人工呼吸を行います。
