稲妻に打たれた場合の応急処置は?
稲妻に打たれた場合の応急処置手順
1. 現場の安全確認
まず自分の安全を確保してください。倒れた電線や危険な場所に被害者が残っている場合は、すぐに救急に連絡し、専門家が来るまで近づかないようにします。
2. 救急要請
可能な限り早く 119(日本の場合)や地域の緊急番号へ電話し、状況を伝えて救急隊の到着を待ちます。意識がはっきりしていても、後から合併症が出ることがあります。
3. 意識・反応の確認
軽く揺すりながら声をかけ、反応があるか確かめます。返答がなければ意識不明の可能性があり、心肺蘇生が必要です。
4. 心肺蘇生(CPR)の実施
呼吸がない、または脈が測れない場合は、すぐに胸骨圧迫を開始し、救急隊が到着するまで、または呼吸が回復するまで続けます。
5. 火傷の処置
稲妻による火傷は見た目が軽くても深部に損傷があります。清潔で乾いたガーゼや布で覆い、感染を防ぎます。氷や水で冷やすと症状が悪化する恐れがあるため、避けてください。
6. 呼吸と脈拍のモニタリング
呼吸と脈拍がある場合は、定期的に確認し続けます。安静に保ち、心拍に余計な負担がかからないようにします。
7. 服装の緩め
首や胸周りが締め付けられている場合は、ゆるめて呼吸しやすくします。
8. 保温
体温の低下を防ぐため、毛布やコートで体を覆い、暖かく保ちます。
9. 心のケア
被害者は恐怖や混乱で動揺していることが多いです。落ち着かせ、安心させる声掛けを行い、救急隊が来るまで寄り添いましょう。
稲妻に打たれた後は、内部出血や脳損傷など、外見では分かりにくい重篤な合併症が潜んでいることがあります。症状が軽く見えても、必ず専門医の診察を受けてください。
