モールピペットの使い方
モールピペットは、19世紀のドイツ薬剤師カール・フリードリッヒ・モールにちなんで名付けられた測定用ピペットです。複数の目盛りが付いており、標準的な容量ピペットでは測定できない液体量を正確に測り、分注できます。目盛りは上部が0 mL、下部が最大容量となっており、液体を吸い上げると目盛りが高い方から低い方へ進むため、分注前に簡単な計算が必要です。
使用手順
- モールピペットのテーパーのない端をピペットスタンドにしっかりと固定し、手で持たずに使用できる状態にします。
- ピペットスタンドを使って液体を垂直に吸い上げ、液面(メニスカス)の底がピペット上部の目盛り(0 mL)にくるようにします。
- 分注したい液量に合わせて、メニスカスが止まるべき目盛りを決めます。例えば、10 mLのモールピペットから6 mLを分注したい場合は、メニスカスを6 mLの目盛りで止めます。
- ピペットスタンドで液体をゆっくりと放出し、メニスカスが目的の目盛りに達したら止めます。
以上の手順で、モールピペットを用いた正確な液体測定と分注が可能です。
