感情調節に用いられる画像一覧

International Affective Picture System (IAPS) とは

1995年に感情と注意の研究センター(Center for the Study of Emotion and Attention)が開発した IAPS は、感情調節の研究に使用するために標準化された60枚のカラー画像からなるデータベースです。統一された刺激材料により、研究室内や異なる研究間で結果を容易に比較・再現できます。

画像の選定基準

IAPS に含まれる画像は、内容が多様でありながら視覚的に明瞭で、直感的に意味が伝わるものが選ばれました。快・不快、穏やか・興奮といった感情を喚起するよう意図されており、対照画像も併せて用意されています。基本の60枚に加えて、実験前の評価手順を説明する補助画像も利用されます。

感情評価の手法(SAM)

画像に対する被験者の反応は、Self‑Assessment Manikin(SAM)を用いて「快楽(Pleasure)」「覚醒(Arousal)」「支配感(Dominance)」の3次元で評価します。各次元は 9 段階のスケールで測定され、快楽は笑顔と不機嫌な顔、覚醒は興奮と眠そうな顔、支配感は小さな人物から大きく支配的な人物の図で表されます。

使用される画像例

IAPS の画像例としては、ヘビ、クモ、ゴリラ、火傷患者、頭部に銃を向けた人物などが含まれます。全画像の一覧は、ゲント大学の公式サイト(参考文献 1)で確認できます。

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