運動不足が体に及ぼす影響とは?

ジム通いやランニングで引き締まった体を見ると、運動の健康効果は明らかです。しかし、現代の忙しい生活では、座りがちな生活を余儀なくされる人が増えています。運動不足は体のほぼすべてのシステムの機能低下を招きます。

筋肉の減少

運動をしないと最も顕著に現れるのは筋肉量の減少です。例えば、20代の頃はよく踊っていたのに、生活リズムが変わってしまうと、同じように踊れなくなることがあります。これは「筋肉の不使用萎縮」と呼ばれる現象です。メリーランド大学医療センターは、日常に適度な運動とバランスの取れた食事を取り入れれば、筋肉は再び増やせると指摘しています。

血液循環の低下

長時間のフライトやデスクワークで足を動かさないと、血流が滞りやすくなります。血液循環が悪くなると血栓(深部静脈血栓症)ができやすく、肺や脳、心臓に流れると致命的です。可能であれば、足元に余裕のある座席を選び、定期的に足を伸ばすことが大切です。

精神機能の低下

血流が悪いと脳への酸素供給も減少し、記憶力や集中力、計画力が低下します。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究では、わずかな運動でも脳への酸素が増え、認知機能が改善されることが示されています。デューク大学医学部のブレメントハル博士も、運動が加齢による精神衰退を抑える可能性を指摘しています。

関節の硬直

膝や股関節が固く痛むときは、運動で関節の可動域を取り戻すことができます。ジョンズ・ホプキンス大学関節炎センターは、運動が軟骨を潤滑し、炎症や腫れを軽減すると推奨しています。特に関節痛が強い人は、78〜83°F(約26〜28°C)の温水で行うスイムエアロビクスが効果的です。

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