ティーンエイジャーの健康リスクに関するテキストメッセージの研究
ケースウェスタンリザーブ医学部の調査(2010年11月)
調査概要
ケースウェスタンリザーブ医学部の研究者は、2010年11月に米国公衆衛生協会(APHA)の年次総会で、ティーンエイジャーの「ハイパーテキスト」(1日平均120通以上送信)に関する調査結果を発表しました。調査は、クリーブランド周辺の公立校20校から4,200件以上の匿名アンケートを回収し、過度なテキスト送信とハイリスク行動との関連を検証しました。
調査結果
ハイパーテキスト利用者は、喫煙経験が40%増、ビング飲酒が43%増、薬物使用が41%増といったリスク行動の可能性が高いことが判明しました。また、喧嘩への関与が55%増、性行為経験が350%増、4人以上の性パートナーがいる歴史が90%増という結果も示され、保護者に対して子どものテキスト利用を適切に管理するよう呼びかけています。
Pew Internet と American Life Project の調査(2010年4月)
調査概要
同調査は、2009年6月から9月にかけてランダムに選出された800名のティーンエイジャーを対象に、テキスト、ソーシャルメディア、携帯電話の利用頻度を匿名で調査しました。年齢別に利用状況を分析し、12歳から17歳までのテキスト使用の増加傾向を明らかにしました。
調査結果
調査対象の3分の1が1日平均で100通以上のテキストを送受信しており、年齢が上がるにつれて利用量は増加し、17歳がピークとなります。また、女子は平均1日80通、男子は平均30通と、性別でも利用差が見られました。
これらの研究は、ティーンエイジャーのテキスト利用が健康リスク行動と関連する可能性を示唆しており、さらなる研究と保護者・教育者の関与が求められます。
