乾草がほこりっぽくなる原因は?
馬や家畜が乾草を食べるときのほこり
乾草を掘り起こすと、馬や牛などが口や顔を乾草の山に突っ込み、束を引き抜きます。この動作で乾草が乱れ、未食部が細かい粒子となって空気中に舞い上がります。これが人間の目にはほこりとして見えます。
カビが乾草をほこりっぽくする
見た目は単なる自然なほこりに見えることがありますが、灰白色の細かい粉が大量に出る場合はカビが原因です。乾草を収穫・保管する際に水分が多すぎると、カビが繁殖し、乾草が劣化します。カビの胞子がほこりとして空中に放出されます。
カビのチェック方法
乾草の品質を見分けるポイントは色と手触りです。鮮やかな緑色で柔らかくしなやかなものは良質です。茶色く硬く乾燥しているものは熱や湿気で劣化しています。灰白色で粒がくっつく場合はカビが混入しています。
健康リスク
ほこりっぽい乾草は人と動物の健康に影響します。人は「ファーマーズ・ラング」と呼ばれるアレルギー性肺炎を起こし、息切れや乾いた咳、心拍数増加などの症状が出ます。対策はほこりやカビのある乾草に触れないことです。動物もカビが直接有害ではなくても、栄養価が低下し、長期的に栄養不足による病気のリスクが高まります。
