洪水が飲料水と下水システムに及ぼす物理的影響とその結果
洪水による最大の危険は、飲料水の大規模な汚染です。特に下水システムが破損すると、コレラ、赤痢、胃腸炎、腸チフスなどの水系感染症が広範囲に拡大する恐れがあります。洪水時は、飲料水を沸騰させるか、化学的に殺菌することが必須です。
飲料水への影響
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洪水が燃料と混ざると、沸騰による殺菌が困難になります。
井戸や取水口の壁より水位が高くなると、洪水水が直接飲料水と混ざり汚染が起こります。井戸や取水口に直接水が流れ込むこともリスクです。
動物の死体が取水口付近に流れ込むと、細菌が飲料水に混入しやすくなります。また、洪水で下水が逆流し、住宅内や公共道路のトイレ・マンホールから汚水が流入することもあります。
洪水時は水の濁度や化学汚染物質が増加し、飲用に適さなくなります。
下水管システムの被害
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浸食により管が露出すると、雨や風にさらされて破損しやすくなります。特に河川や峡谷を横切る区間は危険です。
地下水位が上昇すると管が浮き上がり、継手に大きな負荷がかかって破損します。洪水の勢いが強い場合は、管路自体が流されることもあります。
貯槽・タンクの損傷
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コンクリートではなく煉瓦造りの浄化槽は、基礎が浸食されやすく、壁がひび割れたり崩壊したりして汚水が漏れ出します。
地下水位が上がりタンクが浮くと、接続部に大きな応力がかかり、破裂して汚染が拡大します。
電気設備の被害
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洪水が電気配電盤、スタータ、ポンプ、その他の電動機に浸水すると、下水システムの稼働が停止します。
下水処理施設への影響
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水位上昇により汚水が堤防の上部を越えて流出します。洪水の勢いが強いと、処理施設の取水口周辺が浸食され、汚水が漏れ出して周辺環境を汚染します。
