バイエル社のテンポ殺虫スプレーがもたらす健康リスク
バイエル社のテンポ(Tempo)シリーズは、商業用のピレスロイド系殺虫剤で、主成分はシフルスリンです。製品には結晶シリカやベイヤー独自の化学物質も含まれています。以下に、目・皮膚・粘膜への接触や誤飲時の健康リスクと対策をまとめました。
目への曝露
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バイエル社はテンポ系殺虫剤を取り扱う際、保護ゴーグルの着用を推奨しています。目にスプレーが入ると結膜炎、赤み、かゆみ、灼熱感などが起こります。万が一目に入った場合は、まぶたを開いたまま大量の水で15分間洗い流すよう指示されています。症状が続く場合は医師の診察を受けてください。
皮膚への接触
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目と同様に、長袖・長ズボン・耐薬品性手袋を着用し、作業中は石鹸と水を手元に用意してください。テンポスプレーは皮膚に赤み、発疹、しびれ感(表面が燃えるような感覚)を引き起こすことがあり、接触後2〜12時間で症状が現れます。通常は24時間以内に自然に改善しますが、まずは汚染された衣服を脱ぎ、石鹸と水で皮膚を洗浄します。ビタミンE酢酸エステルの外用はしびれ感の予防・軽減に有効です。症状が改善しない場合は医師に相談してください。
粘膜への接触
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吸入により鼻・口・上部気道の粘膜に直接触れ、鼻水、くしゃみ、鼻閉などの刺激症状が出ます。肺気腫や喘息など呼吸器系疾患を持つ人は特に注意が必要です。シリカを含むスプレーを長期間吸入すると、進行性肺線維症(珪肺)を引き起こし、最終的に肺機能不全に至る恐れがあります。刺激症状が出たらすぐに新鮮な空気の場所へ移動し、換気の良い場所で使用するようにしてください。
誤飲
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吸入と同時に誤って飲み込んだ可能性があります。長期的な発がん性は確認されていませんが、シフルスリンはラット実験で乳腺腫瘍や体重増加を示しています。誤飲した場合は水を1〜2杯飲み、嘔吐を誘発してください。必要に応じて医療機関を受診してください。
