適切な手洗いのインサービス(研修)実施方法

はじめに

感染拡大防止の最も簡単で効果的な方法の一つが、適切な手洗いです。そのため、医療機関では毎年インサービス(研修)として手洗いの重要性を伝えています。CDC(米国疾病予防管理センター)は、流水が使用できる場合の手洗い手順と、流水がない、または目に見える汚れがない場合のアルコールベースの手指消毒の指針を示しています。

研修で取り上げるポイント

  1. 手洗いの必要性と実施タイミング:トイレ使用後、食事前、患者と接触した後、手が汚れているときなど、具体的なシーンを説明します。

  2. 流水を使用した正しい手洗い手順:温水で手を濡らし、石鹸を付けて20秒以上(指先・指の間・爪の下まで)こすります。十分にすすぎ、ペーパータオルで乾かし、タオルで蛇口を止めて再汚染を防ぎます。

  3. アルコールベース手指消毒の使用場面:流水がない場所や、手が目に見えて汚れていないときに使用します。施設内の手指消毒ステーションの位置も確認しましょう。

  4. 質疑応答と理解度確認:研修の最後に質問時間を設け、短いクイズで受講者の理解度を評価します。

まとめ

適切な手洗いと手指消毒は感染予防の基本です。インサービスでは、理論だけでなく実際に手を洗うデモンストレーションや、質疑応答を通じて実践力を高めましょう。

公衆衛生 - 関連記事