バイオアーカイブシステムのプロトコル

バイオアーカイブの仕組み

バイオアーカイブシステムは、Thermogenesis社が開発した装置群で、組織サンプルを液体窒素で凍結保存します。液体窒素による急速凍結により、細胞は長期間保存でき、後に解凍して活性を取り戻すことが可能です。温度を一定に保ち、解凍と再凍結を繰り返さないことが保存成功の鍵となります。

本システムは、ロボットによる自動保管・取り出し、磁気カンisterの精密搬送、熱追跡システムなど多数の安全機構を備えており、ヒトの操作ミスやサンプルへのダメージを最小限に抑えます。Thermogenesis社は、AXP AutoXpressプラットフォームと組み合わせた場合、94%の生存率(凍結保存したサンプルのうち解凍後に活性が確認できる割合)を実現すると報告しています。

凍結プロトコル

凍結手順や保存温度はオペレーターが設定できるため、施設ごとに異なることがあります。最適な凍結条件を探るための研究が多数行われており、適切なプロトコルの確立がサンプルの生存率向上に直結します。

自動化のメリット

大量のサンプルを一定の凍結速度で保存するには、手作業ではばらつきが生じやすいです。AXP AutoXpressシステムはバイオアーカイブと連携し、血液から幹細胞を分離して20 mlのカプセルに自動分注し、タグ付けされたカンisterに保管します。凍結は機械アームが液体窒素で20分かけてゆっくりと行い、各ユニットの内部温度はコンピュータがリアルタイムで計算・管理します。これにより、保存プロセスの一貫性と再現性が高まり、サンプルの品質が保証されます。

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