キシレンの皮膚接触による影響と対処法
キシレンは甘い匂いのする透明な液体で、塗料、ニス、溶剤、インク、洗浄剤、航空用ガソリンなどに含まれます。また、農薬、プラスチック、皮革製品の製造にも使用されます。皮膚からの吸収により健康被害を引き起こすことがあるため、取り扱いには注意が必要です。
影響
- 長期的に少量のキシレンに触れると、皮膚の保護油が溶けて乾燥・ひび割れ・刺激を引き起こします。
- 急性の大量接触は、やけど、水疱、吐き気、頭痛、嘔吐、混乱、眠気、最悪の場合は死亡に至ることがあります。
応急処置
- 皮膚にキシレンが付着したら、まず余分な液体を拭き取ります。
- 汚染された衣服、靴、アクセサリーはすぐに脱ぎ、可能であれば安全な場所に置いてください。
- 石鹸と水で20分以上しっかり洗い流し、必要に応じて医療機関を受診します。
- 衣服は完全に脱汚染されるまで再使用しないでください。
予防策
- 化学耐性のある手袋やフェイスシールドを着用し、皮膚への直接接触を防ぎます。
- ポリビニルアルコールなど、キシレンに耐性のある作業服を使用します。
安全な取り扱い
- 作業後は必ず顔、手、前腕を洗浄し、食事・飲料・喫煙・トイレの使用前に再度洗い流してください。
