Virex‑TB の代替製品と代替消毒剤の概要
はじめに
Virex‑TB の代替品は米国環境保護庁(EPA)に登録されています。Virex‑TB は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)、肝炎ウイルス、HIV、インフルエンザに対して有効と認められた抗菌製品です。EPA と食品医薬品局(FDA)は、医療・歯科機器、医療ラボ、病院、介護施設で使用できる医療用プロテーゼ、消毒剤、滅菌剤を承認しています。
一般家庭用洗浄剤
米国の病院・介護施設・スポーツ施設は、毎年10億ドル以上を消毒剤やサニタイザーに費やしていますが、OSHA 基準を満たす製品でなければ、H1N1(豚インフルエンザ)や鳥インフルエンザウイルスを確実に除去できません。米国疾病予防管理センター(CDC)と国立衛生研究所は、EPA の「MRSA・VRE 有効製品リスト」に掲載された濃度で、以下の製品を推奨しています。
- Clorox 漂白剤
- Clorox 409‑R
- Lysol シトラス系抗菌キッチンクリーナー(スプレー、泡タイプ、浴槽・タイル用)
- 多目的直接消毒剤(EPA 登録濃度)
産業用抗菌製品
Reckitt Benckiser、Lonza、Mason Chemical Company、Clorox などの企業が、さまざまな濃度の産業用抗菌消毒剤を製造しています。特に Mason Chemical は、消毒用洗剤、サニタイザー、プール用藻剤、カビ・黴除去剤を提供し、低コストでの細菌管理を目指しています。Mason の製品は、酸性度を高める泡剤や粘度調整剤を含み、効果を強化します。
胞子剤(スパロシド)
感染症予防には滅菌が不可欠です。細菌の胞子は最も除去が難しい微生物です。高温・加圧蒸気のオートクレーブは外科器具の滅菌に有効ですが、低温でも使用できる胞子剤があります。エチレンオキシドガスや液体胞子剤は、医療機器や外科用具の滅菌に利用されます。
代表的な製品として、EPA と OSHA に登録された Sporicidin®(液体・スプレー)は、血液媒介病原体、豚インフルエンザ、鳥インフルエンザ、結核に対して病院で使用が認められています。黒カビ(Stachybotrys chartarum)を含むカビ・黴・細菌を除去し、表面を腐食させず、研磨性もなく、着色・引火性もありません。
