フットスパの清掃とメンテナンスに必要な健康・衛生基準
汚染されたフットスパが少なくとも1件の死亡事故に関与したことが報告されています。カリフォルニア州の女性は、フットスパから感染した可能性のある細菌性疾患で亡くなりました。この事例を受け、全米の州は利用者保護のため、フットスパの清掃・メンテナンスに関する厳格な健康・衛生基準を導入しています。
顧客ごとの清掃手順
- 利用者が使用後、スタッフはまずスパの水を排出し、目に見える汚れや残留物を取り除きます。
- 表面を洗剤で洗浄し、清水でよくすすぎます。
- 清水を再度注ぎ、医療用液体消毒剤を加えてジェットを作動させ、10分間循環させます。これにより、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌などの細菌から保護されます。
- その後、再度排水し、清水で十分にすすぎます。これで次の利用者が使用できる状態になります。
- 多くの州では、フットスパごとに清掃・消毒記録を保管することが義務付けられています。
夜間清掃
- スタッフはフットスパの取り外し可能な部品をすべて取り外します。
- ブラシと石鹸または消毒剤で部品をこすり洗いし、すすいで元の位置に戻します。
- 本体に清水と消毒剤を入れ、ジェットを作動させて10分間循環させます。
- 最後に排水し、清水で十分にすすいで夜間清掃を完了します。
隔週(2週間ごと)の徹底清掃
- 「Nails Magazine」の推奨に従い、2週間に一度、フットスパ全体を深く清掃します。
- 5.25%の漂白剤と清水を混合した溶液(1ガロンの水に小さじ1杯の漂白剤)を作り、スパ内に循環させて5〜10分間保持します。
- その後、ジェットを止めて溶液を一晩そのまま残します。
- 翌朝、スパの水を排出し、清水でシステム全体をフラッシュしてから使用可能にします。
利用者の評価と注意点
- セラピストは足や脚の状態を確認し、傷やかきむしり、かさぶたなどの開放創がある場合はフットスパの使用を控えるよう指示します。
- ワックス脱毛やシェービング後は皮膚に小さな開口部ができやすく、感染リスクが高まるため使用を避けます。
- ペディキュア直後にフットスパに足を浸すのは避けてください。カットリクルや軽い擦り傷が残っている可能性があります。
- サロンの衛生管理について質問する際は、スタッフにフットスパの清掃頻度を尋ね、具体的に答えられない場合は基準が守られていない可能性があります。
